和傘伝承館
艶やかな和傘の製造工程を見学
鳥取古来のお祭りを支える匠の技
手の温もりが伝わる和傘は、守るべき日本の伝統
文政4年(1821年)、倉吉から淀江に来た倉吉屋周蔵が傘屋を始めたことが淀江傘の歴史の始まりです。土地柄竹材が入手しやすく、傘を大量に干すことができる日野川の流砂が堆積した砂浜もあり、大正時代には製造業者が71軒、年間生産量が17万本にものぼり、西日本一円に出荷するまでに成長。
毎年8月、鳥取市で行われる恒例の「鳥取しゃんしゃん祭」。
そのハイライトの一つでもある「傘踊り」に使われる傘も、実はこの場所で作られているのをご存じですか?
鳥取を代表する伝統のお祭り。
その盛り上げに、丁寧に手作りされるコチラの艶やかな和傘が大いに貢献しているのです。
山陰のお宝を守る、職人の技。守らなくてはいけない日本の財産です。
所在地
鳥取県米子市淀江町淀江796
電話
0859-56-6176
休み
第4水曜日
営業時間
9:00~17:00
駐車場
10台
アクセス
米子駅より車で約20分