全国でも数少ない貴重な文化遺産
商人の街・米子の歴史を今に伝える圧倒的な存在感
江戸時代に海運業で華やかに栄えた後藤家。その繁栄を今に伝える邸宅跡で、国の重要文化財です。
江戸時代、藩の米や、鉄の回漕の特権を与えられた廻船問屋だった「後藤家」。
現在でも加茂川の京橋のたもと、その立派な邸宅が残されています。
切妻屋根に本瓦、千本格子に家紋入の白壁……重厚な造りが当時の姿のまま保存されています。
江戸時代に、木造平屋建てで本瓦葺屋根の民家はこの地方ではこの後藤家だけでした。
全国でも数少ない、貴重な文化遺産となっており、
圧倒的な存在感で、後藤家の往時の繁栄を今に伝えています。
建物周辺を外から伺って、江戸時代の商家の活気に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
明治の初期までは、北側道路に面した敷地に数多くの蔵や付属建物も残されていたそうです。
現在では母屋と一番蔵、二番蔵、味噌蔵だけが残されています。
(建物内部は一般公開はしていません。)
所在地 | 鳥取県米子市内町72 |
駐車場 | 周辺有料駐車場あり |
アクセス | JR米子駅より車で5分 米子駅からだんだんバス「天神橋」下車5分 |