さえぎるものが何もない360度パノラマビジョンの世界!
米子屈指の景勝ポイント
かつては、四層五重の天守閣を誇った山陰随一の名城跡。現在では、360度のパノラマビジョンで米子市街を見渡すことができる、米子屈指の絶景ポイントとなっています。
2022年元旦午後9時から放映されたNHK新春特集「日本最強の城スペシャル 第10弾~一度は行きたい絶景の城~」において、米子城が最強の城に選ばれました。近年、発掘調査や保存整備が進む城跡の魅力とあわせて、秀峰大山をはじめ、中海、日本海、市街地などを360°一望できる天守からの絶景が評価されました。
その中で話題になっていたのが2月20日頃と10月20日頃に見られるダイヤモンド大山(ちょうど山頂付近から日の出となる)です。天守まで15分。一度は見てみたい絶景がそこにあります。
なお、米子市国際観光案内所等では限定の「米子城跡オリジナルグッズ」を販売しております。
標高約90mの米子城天守からの四季折々の風景や大山の山頂部から日が昇るダイヤモンド大山の情報は、『絶景の米子城』公式サイトで発信しております。2月20日頃と10月22日頃の気象条件のいいときにしか見られない絶景です。一度は見てみたい絶景がそこにあります。米子城天守までは徒歩でわずか15分。是非ご来城ください。
米子城の歴史
江戸時代の天正19(1591)年頃に戦国武将・吉川広家が米子城の建設を始めました。
その後、慶長6(1601)年駿河の国から中村一忠がこの地・米子を治める伯耆の国城主となり、
米子城を完成させ、名実共に山陰一の名城となりました。
ところが、1609年に中村家は断絶。
その後、米子城は鳥取藩の家老・荒尾成利の預かりとなりました。
明治の始めには、わずかな値段で売り払われ、その後解体されます。
名城を築いていた木材は風呂屋の薪にされてしまったと伝えられています。
現在の米子城跡は、かつての石垣をとどめるだけとなっています。
かつてこの地を守った伯耆の国の要害 山陰一の名城の面影を残す、立派な石垣
かつては、四層五重・山陰一の名城として栄華を誇った米子城の面影を残す立派な石垣。
現在は米子の市街地を見守るその石垣の姿が、繁栄の歴史を今に伝えています。
天守閣は現存していないながらも、かつて立派な城を守った気迫がひしひしと伝わってくるようです。
現在
湊山公園より続く山道を経て石段を上り、標高90メートルの山頂を目指します。たどり着くとそこは、さえぎるものが何もない360度パノラマビジョンの世界!
北を見渡せば、米子市街地がひと目で見渡すことができ、遠くには雄大な日本海の水平線が広がります。そして西を向けば真っ青な中海。東を向けば、遙か遠く優美な稜線を描き出す、名峰大山の姿。
空気が澄んだ晴れの日には、日本海の向こうに隠岐島の姿も望めます。
城山のふもとに広がる、湊山公園とともに今も多くの市民に愛され続けている景勝スポットです。
また、桜の開花時期には、桜の名所としても愛されています。城跡の頂より見下ろす桜は、中海、大山とのコントラストでより一層艶やか。その美しさ、鮮やかさを写真に収めたり、目に焼き付けたくなります。
かつて鳥取県~中部に存在した城跡を紹介!古城探訪録~伯耆国の古城を巡る~しろ凸たんプロジェクト
この城山周辺では、桜だけでなく、さまざまな季節の花々も見どころです。
季節ごとの愛らしい草花との出会いを求めながら、のんびりハイキングを楽しむのもおすすめです。
城山に咲く花々の詳しい紹介はこちら
史跡米子城跡三の丸追加指定記念対談『米子城の魅力とこれからの米子城について』
中海夕日ストーリー
日没30分前より始まる海上のドラマ。
中海に沈む夕日には、しばし人を感動させる“魔法”がかかっているようです。
その名シーン、とくとご覧あれ。
城下町米子観光ガイド
一般社団法人米子観光まちづくり公社(米子まちなか観光案内所)0859-21-3007
地元通のいなせなガイドで歩く米子の下町
懐かしい町並みと人情にふれる旅
加茂川・中海遊覧
ゆらゆらと船に揺られて下町観光
クライマックスは中海のパノラマ風景
所在地 | 鳥取県米子市久米町 |
電話 | 0859-23-5436(米子市経済部文化観光局文化振興課) |
駐車場 |
100台 無料・無休 4月~10月 9:00~19:00 11月~3月 9:00~17:00 ※駐輪場はありません。駐車の妨害にならないよう空きスペースにお停めください。 |
アクセス |
JR米子駅より車で5分 ※コインロッカー等ありません。米子駅や宿泊施設でお荷物をお預けの上お越し下さい。 |
HP | 米子市ホームページ 国史跡 米子城跡 米子城跡関連パンフレット・マップ(米子市文化振興課) |