米子観光ガイド

和傘伝承館

山陰の伝統文化を守る、職人の技。後世に受け継ぐべき、地域の貴重な財産

艶やかな和傘の製造工程を見学

淀江の伝統を今に伝える匠の技
手のぬくもりが伝わる和傘は、守るべき日本の伝統

和傘伝承館1


現代に受け継がれる「淀江傘」の伝統。 繊細な和傘の製造工程を見学し、淀江に伝わる和傘の伝統文化について知ることができるスポットです。

館内では、傘の展示・販売を行っています。 「野点傘」「番傘」「蛇の目傘」「踊り傘」「ランプスタンド」など種類も豊富です。 ぜひお気に入りの1本を見つけて、和傘の魅力を身近に感じてみませんか?

「淀江傘」の歴史は、江戸時代後期に倉吉から淀江に来た『倉吉屋周蔵』が傘屋をはじめたことにあります。 淀江は、傘の原料となる竹材を入手しやすく、また日野川沿いの砂地に傘を1万本以上干すことができる土地柄でした。 そういった背景もあり、大正時代には製造業者が71軒、年間生産量は17万本にも上る“傘の街"に発展。昭和51年に淀江傘製作技術が旧淀江町の指定無形文化財に指定されています。しかし洋傘の普及とともに生産量は減少し、昭和59年に「淀江傘」の製造業者はすべて廃業してしまいました。翌年、伝統技術を保存・伝承するため、「淀江傘伝承の会」を発足しました。

現在では「淀江傘伝承の会」の皆さんがその伝統を受け継ぎ、ここ「和傘伝承館」で地域の文化を後世へ伝える取り組みを行っています。

 

山陰の伝統文化を守る、職人の技。 これからも後世に受け継ぐべき、地域の貴重な財産です。

和傘伝承館2
〇ランプスタンド胴張り体験(要予約)
内容:ランプスタンドの胴張り(紙張り)を体験していただきます。(所要時間は1時間半。)
料金:6,900円(税込)
ご予約・お問い合わせ:和傘伝承館 電話 0859-56-6176
※玄関や床の間などに置かれ、和風のインテリアとして使用できます。
※胴張り体験をしたその日にお持ち帰り可能です。

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