米子IC →(約30分)赤猪岩神社(西伯郡南部町)→(約15分)阿陀萱神社(米子市橋本)
→(約15分)粟島神社(米子市彦名)→(約40分)壹宮神社(西伯郡大山町)→
(約8分)唐王神社(西伯郡大山町)→(約8分)大山IC *自家用車で巡ったおおよその所要時間です
神社巡りの途中にちょっと気晴らし 皆生温泉、淀江ゆめ温泉でゆったりしてはいかがでしょうか
■赤猪岩神社・アカイイワジンジャ(再生・蘇生・次なる発展への出立の地)/ 西伯郡南部町 古事記によると「大国主命は兄弟神達に大猪と偽って、実は真っ赤に焼いた大岩を捕まえさせられ大やけどを負って殺されてしまうが、それを悲しんだ母神と二人の女神の手により大国主命が生き返った」という地に建つのが「赤猪岩神社」。大国主命殺害に使われた大岩は 境内の土中深く埋められ、大きな岩で幾重にも蓋がされています。
■阿陀萱神社・アダカヤジンジャ/ 米子市橋本 大国主命が因幡の白ウサギを助けた縁で、八神姫と結ばれ、出雲の直江で多岐喜姫が生まれました。因幡の国へ里帰りの途中、多岐喜姫が榎原郷橋本邑の榎の俣に指を挟まれ、此処にとどまり、鎮守神として祭祀された歴史ある古社です。
■粟島神社・アワシマジンジャ(産業振興、病気平癒)/ 米子市彦名町 大国主命は御大の御崎(現在の美保関)で少彦名命と出会い、協力し合って国作りを行います。その少彦名命が祀られるのがこの神社。少彦名命は手のひらに乗るくらいの小さな神様で、ある日栗の茎にのぼってはじかれ、常世の国に行かれたと言います。急な階段を登った山頂に祀られており、ここには日本一小さな鳥居もあります。
古事記とは関係ありませんが、粟島神社には悲しい「八百比丘尼伝説」があります。こちら
■壹宮神社・イチノミヤジンジャ(子授け・安産の守り神)/ 西伯郡大山町 古代の生活に欠くことの出来ない火を作ろうとして幾多の神々が努力されたが、ことごとく失敗に終わっていた時、やすやすと火を生み出したのが、大国主命の娘「シタテル姫」。伊邪那美が命を落とした火の神を難無く生んだことから安産の守り神として慕われています。
■唐王神社・トウノウジンジャ(マムシ・毒虫除けの守り神)/ 西伯郡大山町 須佐乃袁尊の娘で大国主命の妻「スセリ姫」が亡くなった地。大国主命がスセリ姫を妻にと申し出た際、夫にふさわしいかどうかを須佐乃袁尊が毒蛇やムカデ・蜂の試練で試したところ、大国主命はスセリ姫から貰った比礼(スカーフのようなもの)を使って乗り越えました。そのことから、スセリ姫が毒蛇や毒虫除けの御神徳を持つとされています。
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■大神山神社奥宮・オオガミヤマジンジャオクノミヤ(五穀豊穣・国土開拓・牛馬畜産・医薬療法の神)/西伯郡大山町 *自家用車で米子ICから約30分。壹宮神社から約20分 祭神の大国主命は大山を拠点に国土経営の計画を建てられました。少彦名命とスセリ姫と共に、大山の頂上に立ち国全体を見下ろし、国見をされたと古書は伝えており、人々は国土経営に大きな功績を残した大国主命を大神として称え、大国主命の鎮座し給う大山は、神宿る山として往古から遥拝されてきました。