創建約1400年、今なお「厄払いの寺」として人々に親しまれる「清水寺」
安来・瑞光山の山腹。
鬱蒼と茂る杉林を登った先に、「清水寺」はあります。
この寺のはじまりは、はるか1400年以上も昔に遡ります。
用明天皇二年、尊隆上人により開かれ、最盛期には伽藍四十八坊を有し、山陰一の天台宗の大霊場としてその名を馳せました。
しかし、室町時代の永禄天正の間、尼子・毛利の戦火に遭い、わずかに内院を残すのみとなってしまいました。
現在でも5万坪を誇る広大な境内には、この戦火をまぬがれた「本堂」、山陰唯一の「三重塔」をはじめ、県や国の重要文化財も数多く残されています。
そこは、荘厳な空気に包まれ、「厄払いの寺」として今なお人々に親しまれています。
境内の参道沿いにある旅館では、ヘルシーな精進料理を食べることができます。
仏教の「不殺生」の思想から、清水寺には、肉や魚を一切使わない精進料理が受け継がれているのです。
原則を守りながらも、伝統の調理法に現代的なエッセンスをプラス。
会席料理と見紛うばかりの美しい品々が供され、芸術とも言うべき料理を堪能することができます。
米子⇒清水寺(200円) JR米子駅10:06/12:39 ⇒ 清水寺10:22/12:55
清水寺⇒米子(200円) 清水寺9:49/12:22 ⇒ JR米子駅10:05/12:38
(PDFファイルが開きます)
所在地 | 島根県安来市清水町528 |
電話 | 0854-22-2151 |
駐車場 | 300台 |
拝観料 | 宝物殿300円 光明閣・書院庭園600円 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 山陰道安来ICより2つめ信号を左折10分 |
HP | 安来清水寺 |
update:2017-04-19